 
                        立山山麓森林組合
                    
令和7年10月14~15日の2日間にわたり、当組合の役員視察研修(役員12人職員5名出席)を実施しました。
視察先は群馬県中之条町所在の、旧沢田小学校(廃校)校舎を利用した「中之条町木材活用センター」というところで、国が進める森林経営管理制度に基づき、積極的に森林の集約化を進めており、さらなる林業の活性化、木質バイオマスの推進を図るために、令和5年に開業されたということです。
ハード事業としては、町の製材業者である㈱ユハラ様と協働で森林経営管理制度において集約した森林から生産される木材を製材し、森林の整備を加速度的な事業の推進に力を入れるとともに製材事業から排出された端材などを木質チップに加工して町のバイオマス事業を促進し、循環型社会を目指す事業に取り組んでおられました。ソフト事業としては、中之条産の木材で家具や日用品を制作することで、木材の高付加価値化や職人の育成を図るとともに森林と触れる場の創出を目的に、町内外の学びの場の提供を積極的に行っておられるそうです。また、林業アカデミーの実施や自伐林家の育成等林業の担い手の育成にも力を注いでおられました。
近年、当組合管内の小学校も少子化により統廃合が進んでおり、先日行われた上市町町長選挙の争点となる等、役員各位にとっても興味深い視察先となりました。























