㈱ОDC主催の大型ドローンの実証実験が標高2,033mの弥陀ヶ原で行われ、当組合も参加しました!

近年、山岳地帯での公共工事や電力会社の鉄塔建設工事は、ヘリコプターやモノレールで資材が運搬されています。これらのコストは、全体工事費に占める割合が少なくありません。
 
 このような現状の代替工法として、大型ドローンによる資材運搬の可能性を実証するため、令和7年10月20(月)立山町弥陀ヶ原におきまして、㈱ОDC様の大型ドローン実証実験が行われ、当組合も参加しました。標高2,033m、気圧796hPa、気温8°、天気:晴れというドローンにとって過酷な自然環境のなか、重量80kgの水タンクを軽々と持ち上げ、安定した飛行が確認できました。日本の標準気圧が900~1,020hPa(ヘクトパスカル)であることから、空気密度が低い弥陀ヶ原での実証実験は、平地での最大荷重(80kg)の80%程を予想していましたが、予想を大きく上回る結果となりました。
 
 今後もいくつかの実証実験を行い、ОDC㈱様と共に国立公園内の木道設置工事をはじめ、上述の工事等のコスト削減を実現し、ドローンの可能性を追求するとともに、多くの皆様のお役に立てればと思います。

大型ドローンの実証実験
大型ドローンの実証実験
大型ドローンの実証実験
大型ドローンの実証実験
大型ドローンの実証実験
水タンク運搬テスト
大型ドローンの実証実験木道運搬テスト




2025/10/21