先輩インタビュー

懸高央己(事業部)令和5年10月入組

最初は、「町で働くよりも、緑に囲まれた森の中で働いてみたい」という軽い気持ちで応募しました。草を刈ったり木を切ったりと、仕事自体も単純なものだろうと思っていました。

ところが、実際に組合に入り、現場での仕事を経験してみると、それはまったくの思い違いでした。想像以上に複雑で、判断力や技術が求められる場面の連続だったのです。

たとえば、一見単純に思えるチェンソーでの伐倒作業ひとつとっても、木の状態、樹種、枝の付き方、幹の曲がり具合など、さまざまな要素を見極めて判断しなければなりません。その作業を先輩たちが自然にこなしている姿を見て、「自分の考えは甘かった」と強く感じました。

実際に自分で伐倒作業をしてみても、まだ「思い描いた通りにできた」と感じることはほとんどありません。だからこそ、今も毎日が勉強ですし、少しでも上達できるように、日々技術を磨いています。

見た目にはキツい仕事に思えるかもしれません。でも、初めて思い通りに伐倒できたときのあの感動は、今もはっきり覚えています。そのときのイメージを思い出すたびに、「もっと上手くなりたい」というモチベーションにつながっています。

出水美緒(総務部)令和6年4月入組

私は中途採用で立山山麓森林組合に入組し、現在2年目を迎えました。
林業とはまったく異なる業種からの転職で、最初は右も左も分からず不安な気持ちもありましたが、上司や先輩方がとても丁寧に指導してくださる、温かく働きやすい職場です。

現在は、主に購買業務を担当しており、在庫管理や発注・売上処理、請求書の発行などに携わっています。お客様には、明るい対応を心がけるとともに、安心して商品を使っていただけるよう、豊富な知識をもって丁寧にご説明することを意識しています。

また、業者の方から信頼され、職員の皆さんからも頼りにされる存在を目指して、日々努力を重ねています。

立山山麓森林組合は、職員全員が同じ目標に向かって一丸となって取り組める、とても団結力のある職場です。
私たちとともに働き、日々の成長を喜び合える方と出会えることを楽しみにしています。